骨突出が著明なときの症例について、引き続き予防ケアを紹介します。

寝返りが打てない場合、圧切替型エアマットレスが有用

 骨の突出部や皮膚の弾力性の程度によって、接触部が受ける負担に差があります。そのため、マットレスの硬さ、体位変換間隔や姿勢の角度を定期的に評価しながら対応策をとっていく必要があります。

 高齢で骨の突出が強く、自分で寝返りができないため、圧切替型エアマットレス図1)を選択します。エアマットレスの種類によって、適切なモードを設定する必要があります。

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