-
看護職員の8割弱が賃金に「不満」:日本看護協会が調査結果を発表
ニュース -
睡眠時無呼吸症候群(SAS)、CPAP療法とは?看護師が押さえたい根拠と現場で使える知識【11月増刊号試し読み】
特別記事 -
カテーテル検査・治療の全領域を網羅【おすすめBOOK】
BOOKレビュー -
肺炎とは?症状、分類、重症度評価など看護師が知っておきたい基礎知識
特集記事 -
看護職の「アルムナイ」とは?横浜市立大学のキャリア支援の取り組み
最新トピック -
【新規会員登録(無料)キャンペーン】PDFを1冊まるごとプレゼント!
- 会員限定
- お知らせ
-
心電図の記事・連載まとめ
特集記事 -
老年看護・認知症の記事・連載まとめ
特集記事 -
がん看護の記事・連載まとめ
特集記事 -
脳神経の記事・連載まとめ
特集記事
特集記事

肺炎とは?症状、分類、重症度評価など看護師が知っておきたい基礎知識
肺炎の全体像と基礎知識をわかりやすく解説!定義と症状、重症度評価や、市中肺炎や院内肺炎、誤嚥性肺炎、人工呼吸器関連肺炎といった分類など、看護師が知っておきたい大事なポイントをまとめました。 目次●肺炎とは?●肺炎の症状●肺炎の分類●肺炎の診断 肺炎とは? 肺炎は、肺実質の急性の感染性の炎症である1。 肺炎はわが国の死因の第5位、誤嚥性肺炎は第6位となっている(令和7年人口動態統計)。 肺炎の症状 肺炎の症状などを表1に示す。 表1 肺炎の特徴的な所見 呼吸器症状●咳嗽 ●喀痰 ●呼吸困難 ●胸痛 全身症状●発熱 ●倦怠感●食思不振 ●意識障害 呼吸音の聴診●クラックル バイタルサイン●発熱 ●頻脈 ●頻呼吸※重症になると意識障害、ショック 血液検査●好中球優位の白血球増多●炎症反応(CRP・赤血球沈降速度・プロカルシトニンの上昇) 胸部X線検査●細菌性肺炎の場合、気管支鏡透亮像を伴う浸潤影 (文献1を参考に作成) 肺炎の分類 肺炎は発症場所によって、①市中肺炎(community-acquired pneumonia:CAP)、②院内肺炎(hospital-acquired pneumonia:HAP)、③医療・介護関連肺炎(nursing and healthcare-associated pneumonia:NHCAP)に分けられる(表2)。 表2 発症場所による肺炎の分類 市中肺炎(CAP)●基礎疾患を有していない、あるいは軽微な基礎疾患を有している人が病院外で発症した肺炎●入院後48時間以内に発症したものも含む 院内肺炎(HAP)●入院後48時間以上経過してから新しく発症した肺炎 医療・介護関連肺炎(NHCAP)●定義は次の①~④の通り①長期療養型病床群もしくは介護施設に入所している(精神科病棟を含む)②90日以内に病院を退院した③介護(PS3以上)を必要とする高齢者、身障者④通院にて継続的に血管内治療(透析、抗菌薬、抗がん化学療法、免疫抑制薬などによる治療)を受けている●高齢者の誤嚥性肺炎が多い 院内肺炎のうち、気管挿管・人工呼吸器開始後48時間以降に新しく発症した肺炎を人工呼吸器関連肺炎(ventilator-associated pneumonia:VAP)と呼ぶ。 肺炎は原因菌から細菌性肺炎と非定型肺炎に分類される。それぞれ有効な治療薬が異なり、細菌性肺炎ではβラクタム系、非定型肺炎ではマクロライド系、キノロン系、テトラサイクリン系が有効である。 また、ADLや全身機能の低下を有する場合に認められやすい嚥下機能障害を背景に起こる肺炎を、誤嚥性肺炎と呼ぶ。 肺炎の診断 市中肺炎の重症度はA-DROPシステムで評価する(表3)。 表3 A-DROPシステム Age男性70歳以上、女性75歳以上 DehydrationBUN21mg/dL以上または脱水あり RespirationSpO290%以下(PaO260Torr以下) Orientation意識変容あり Blood Pressure血圧(収縮期)90mmHg以下 軽症:上記5つの項目のうちいずれも満たさないもの。中等症:上記項目の1つまたは2つを有するもの。重症:左記項目の3つを有するもの。超重症:左記項目の4つまたは5つを有するもの。ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする。 (文献2より引用) 院内肺炎の重症度はI-ROADで評価する1。1の生命予後予測因子(I-ROAD)を3項目以上満たす場合は重症、1が2項目以下で2の肺炎重症度規定因子を満たす場合は中等症、満たさない場合は軽症。 1 生命予後予測因子(I-ROAD) I:悪性腫瘍または免疫不全状態R:SpO2>90%を維持するためにFiO2>35%を要するO:意識レベルの低下A:男性70歳以上、女性75歳以上D:乏尿または脱水 2 肺炎重症度規定因子①CRP≧20mg/dL②胸部X線画像陰影の拡がりが一側肺の2/3以上 会員登録(無料)でそのほかの疾患の記事が読めます! 『エキスパートナースweb』に会員登録(無料)すると、そのほかの疾患の記事も掲載されている「お役立ち疾患ノート」のPDF(全107ページ)を無料で閲覧&ダウンロードできます。 詳細は下記の記事をご確認ください。 https://expertnurse.jp/articles/id=18205 引用文献1.日本呼吸器学会成人肺炎診療ガイドライン2024作成委員会編:成人肺炎診療ガイドライン2024.日本呼吸器学会,東京,2024.2.日本呼吸器学会呼吸器感染症に関するガイドライン作成委員会編:成人市中肺炎診療ガイドライン.日本呼吸器学会,東京,2007. この次に読まれている記事 https://expertnurse.jp/articles/id=9260 https://expertnurse.jp/articles/id=19456 https://expertnurse.jp/articles/id=10117 そのほかの連載はこちら ※この記事は『エキスパートナース』2022年11月臨時増刊号を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。
特集記事
心電図の記事・連載まとめ
心電図に関連する記事・連載をピックアップ。各波形の特徴、看護師が知っておきたい危険な心電図など、テーマ別におすすめの記事を紹介します。 ここだけ覚えて心電図 洞調律、PAC、PVC、心房細動、PSVT、VT、房室ブロックなど、押さえるべき心電図波形の読み方を基礎から実践まで図解付きでガイド。各波形の特徴と見分け方のポイントをまとめました。 注目記事をピックアップ●洞調律の心電図波形と刺激伝導系 ●サイナス(洞調律)の心電図波形の読み方 ●心室期外収縮(PVC/VPC)の心電図波形の読み方 ●発作性上室頻拍(PSVT)の心電図波形の読み方 ●右軸偏位、左軸偏位とは?12誘導心電図での見方も解説 記事一覧はこちら ハート先生の心電図特集 心電図の教育活動をはじめて約25年。ハート先生が、誘導法の基本や、T波の陰性化、ST上昇・下降などについてわかりやすく解説します。 ●誘導法の基本と心電図波形が描かれる原則 ●T波の陰性化と貫壁性に発生した虚血 ●心電図のST上昇・下降の判定方法/虚血解消でT波が逆転する理由 看護師が注意したい危険な心電図 危険な心電図を見逃さないために、看護師が押さえておきたい知識を解説!遭遇しがちな患者さんの状態・既往とあわせて、注意するべき心電図波形を紹介しています。 注目記事をピックアップ●心電図モニタ装着の目的は?代表的な不整脈を一覧で紹介 ●術後に洞性頻脈、AF、PSVTが起こる理由と対応 ●心筋梗塞既往患者でVT・VF・PVCが起こる理由と対応 ●狭心症既往患者でST上昇・下降、T波の変化が起こる理由と対応 ●人工呼吸器装着中の不整脈を見逃さない!モニタ心電図の必要性 記事一覧はこちら 胸痛のアセスメント:12誘導心電図やOPQRSTT法の活用 12誘導心電図やOPQRSTT法などを活用した、胸痛のアセスメントについて解説。患者さんの訴えから重大な疾患を見きわめて、すぐに対応するために知っておきたいことをまとめました。 モニター心電図の心拍数と実測の脈拍数が異なる原因は? モニター心電図の心拍数と実測の脈拍数が異なる場合の理由とは?患者自身に原因がある場合と、モニター心電図に原因がある場合について解説します。 発熱を訴える肺炎患者の心電図と画像所見 発熱を訴える肺炎患者さんの事例の、心電図、胸部CT造影、下肢静脈超音波の所見を取り上げます。患者さんの訴えの裏に隠された疾患を見逃さないために、どのような思考過程を経て臨床診断を導き出しているのかを考えていきます。 【おすすめBOOK】心電図トレーニング100 EP大学の監修による、心電図波形を読み解くためのトレーニング問題集『不整脈エキスパート50人×心電図から所見・病態をとらえる2問 心電図トレーニング100』を紹介しています。 【おすすめBOOK】『とにかく使える モニター心電図』 臨床でとくにニーズの高い心電図をわかりやすく解説した『とにかく使える モニター心電図』を紹介。波形の読み方がひと目でわかるポケット本です。 連載記事一覧はこちら
特集記事
老年看護・認知症の記事・連載まとめ
老年看護や認知症に関する記事・連載をピックアップ。認知症の人の日常生活のアセスメント、ポジショニング、高齢者ケアなど、テーマ別におすすめの記事を紹介します。 認知症の人の日常生活のアセスメント、どうする? 認知症の人の生活をよりよいものにするためには、BPSDについて知ることが大切です。BPSD、そして認知症の人の日常生活のアセスメントについて解説する連載です。 【第1回】定義と類型からみた認知症の人の日常生活 【第2回】認知症の人の個別性をアセスメントするには? 【最終回】認知症の人の日常生活のアセスメント具体例 認知症患者のポジショニング 「おむつ交換のときに抵抗する」「移乗のときにスムーズにいかない」など、認知症の患者さんへのケアに関して悩んでいませんか。適切なポジショニングを確認できます。 注目記事をピックアップ●認知症患者のベッド上での姿勢:褥瘡を防ぐポジショニングとクッションの入れ方 ●認知症患者さんの寝返り介助のポイント ●認知症患者さんの立ち上がり・移乗介助のポイントと注意点 ●認知症患者さんの車いすでの不良姿勢を直す方法 ●リクライニング型車いすでのずり落ちに注意!選ぶべき車いすは? 記事一覧はこちら 【試し読み】高齢者ケア超実践ガイド 高齢者ケアにかかわるすべての専門職が活用できる『自立と生活機能を支える 高齢者ケア超実践ガイド』を試し読み!高齢者が直面する機能変化にスポットを当て、適切な評価とケアの方向性を解説します。 【第1回】高齢者のフレイルケアのポイント:栄養・運動の複合的介入と社会参加 【第2回】高齢者の歩行・移動、ADL低下に対するケアのポイント 【第3回】高齢者の転倒リスク評価のポイント:転倒の要因と評価方法 【第4回】高齢者の転倒予防ケアのポイント:転倒後の観察項目とケアの具体例 日常ケアのついでに“ちょっとリハ” 専門職だけでなく、ナースにもベッドサイドで“少しの時間で”できるリハビリテーション。 これを“ちょっとリハ”と名づけて紹介!日常ケアの延長でできる工夫をお伝えします。 注目記事をピックアップ●更衣の動作がリハビリに!看護師が実践できる生活支援のコツ ●トイレ歩行がリハビリに!介助時に実践できるポイント ●入浴時の動作がリハビリに!筋力・座位バランス向上をサポートするには ●清拭時の顔面・口唇マッサージで筋肉ストレッチ ●患者の意思決定がカギ!ADL自立を促す方法とは 記事一覧はこちら “できる”が増えるちょっとリハ 退院後の生活を視野に入れ、患者さんが1人でできることを増やしていくために。少しの時間でできるリハビリテーション“ちょっとリハ”のアイデアを紹介しています。 注目記事をピックアップ●退院後の生活を支えるリハビリ介助とは?基本動作から生活行為へ ●答えやすい問いかけをして認知機能を高める方法 ●転倒を防ぐための患者の歩行ルート設定の工夫 ●立ち上がりから始まる自立支援:軽介助レベルの車椅子移乗の方法とコツ ●摂食嚥下機能を支える食事時の声かけと頸部ポジショニング 記事一覧はこちら そのほかの「老年看護・認知症」関連記事 認知症の終末期に現れる症状とは?告知から死亡時までの経過と看護のポイントを解説 臓器不全や認知症・フレイルの予後は? ユマニチュードとは?ケア実施時のポイントを解説 日本老年看護学会が『認知症の人と医療機関の架け橋となる看護への提言』を公開 日本老年医学会は『高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2025』を刊行 日々のケアの質を高めたい看護師におすすめの資格:高齢者ケア・寝たきり対応・ADL向上 「サ高住」の意味とは?【看護師のかげさんの医療ことば図鑑】 「ディメンツ」の意味とは?【看護師のかげさんの医療ことば図鑑】 貫地谷しほりさんらが登壇―認知症普及ショート・ドキュメンタリー『one day of life』完成披露イベント 連載記事一覧はこちら
特集記事











