脈拍測定から推測したい!血圧の状態【バイタルサインの常識:第4回】
編集:川西千恵美
元・国立看護大学校 基礎看護学 看護基礎科学 教授
執筆:松﨑和代
元・徳島赤十字病院 看護部 看護副部長
イラスト:林ユミ
意外と“深部体温”が測定できていない!測定時の注意点【バイタルサインの常識:第1回】
脈は心機能や血流の異常を示すサイン。でも測定できないとき
看護師は、巡視時などに“患者さんの様子がなんとなくおかしい”と感じることがあります。そのとき、患者さんの脈に触れることによって、心臓の機能や血流に何らかの異常が起きていることを察知することができます。
もし脈が触れなければ、「血圧が著しく低下している」「心拍が停止している」、あるいは「血流障害が起きている」ことが考えられます。
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編集
川西千恵美かわにし ちえみ
元・国立看護大学校 基礎看護学 看護基礎科学 教授
高知女子大学卒業後、臨床と教員を経て、北里大学大学院看護学研究科修了。再び、臨床と教員を経て、博士(医学)取得。神戸市看護大学・徳島大学看護技術学教授、2013年~2016年国立看護大学校基礎看護学看護基礎科学教授、2017年~2023年関西福祉大学看護学部教授。
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松﨑和代まつざき かずよ
元・徳島赤十字病院 看護部 看護副部長
小松島赤十字看護専門学校卒業後、1999年近畿大学法学部卒業、2015年徳島大学大学院保健科学教育部博士後期課程修了。1980年小松島赤十字病院(徳島赤十字病院に改称)に就職、小松島赤十字看護専門学校に転任になり12年間教育に従事、再び臨床を経て、2009年徳島赤十字病院看護部看護副部長。
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