代表的な不整脈の波形が読めるように、波形の読み方の要点をコンパクトに解説!今回は洞頻脈の波形の読み方を紹介します。心房細動(AF)や発作性上室頻拍(PSVT)との見分けに注意を。

洞頻脈の読み方

 洞頻脈(図1)とは、洞結節からの刺激が頻繁になり、心拍と心拍の間が詰まった波形です(①②)。不規則になる箇所や、波形の欠けなどはありません(③④⑤)。

図1 洞徐脈の読み方のポイント

洞徐脈の読み方のポイント
洞徐脈の読み方のポイント2

心房細動(AF)や発作性上室頻拍と鑑別!

 必ず見分けたい波形は、心房細動(AF)と発作性上室頻拍(PSVT)です。

 心房細動の場合は、RR間隔が一定ではなくなります。しかし、一見規則的に見えるようなわずかな差であることもあるため、注意して確認しましょう。

 発作性上室頻拍(PSVT)では、RR間隔は一定で、2マス以下(心拍数150回/分以上)になることが多いです。P波が見えなくなることも特徴です。

 その他に、ノコギリ状の「F波」が特徴の心房粗動(AFL)との鑑別も必要です。

この記事は会員限定記事です。