「右脚ブロック」「左脚ブロック」を見るために必要な電気軸の考え方を紹介します。
右脚・左脚ブロック=心室の刺激が一部遮断される状態では、来るはずの刺激が来なかったり、別の方向を経由して来たりして、いつもと違う電気の動きが生まれます。
その動きを見るために必要なのが、軸偏位と12誘導心電図の知識です。
軸偏位の考え方、まずはざっくり理解!
①心室の筋肉が収縮(興奮)するときには、一定方向の大きさをもつ電流が生じます。
②しかし、心筋のさまざまな障害により、電流のベクトルは変わってしまいます。
この向きを知りたいときは、12誘導心電図のⅠ・Ⅱ・Ⅲ誘導を見てみましょう。
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