皆さんが看護師として、日々行っている臨床現場での「実践」。それらは、どんな“気づき”をきっかけとして起こるのでしょうか?また、“患者さんの力”をどう引き出すのでしょうか?
 事例紹介をもとに、看護介入をナラティブに伝えます。

今回の事例:【第32回】患者さんの生活支援を考えるきっかけとなった“帰宅への同行”
【第34回】患者さんの生活支援を考えるきっかけとなった“帰宅への同行”の事例についてのリフレクション

事例をめぐるQ&A

この事例を選んだのはなぜ?

松本 山元さんがこの事例を選んだ理由を教えてください。

山元 高齢者が単独で暮らしておられる場合、支援開始のタイミングを計ることは重要です。認知症の疑われる高齢者の場合は特に、症状により状況をうまく周囲に伝えられず、支援開始につながらないことも少なくありません。

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