【第1回】「不治の病」から「治せる病気」へ
【第9回】感染予防のための患者ヘルスケアと看護師の行う清潔ケア②
【第11回】変わってきている!食事の工夫②
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ひとくちに「病院食」といっても施設によって内容はさまざま

 病院食も治療とともに日々進歩していますが、自宅や外食と異なり、病院食は「治療の一環」としての機能があることから、一定のルールが存在します。

 1つは、エネルギーやタンパク質、塩分などの栄養素の組成・使用する食材の種類や量で、もう1つは、一度に大量の食事を調理するにあたっての食中毒予防のための衛生管理です。この2つのルールのうえに病院食は運営されています。

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