現在、日本人における死亡原因は「悪性新生物(がん)」が最も多く、次いで「心疾患」となっています。
 その心疾患のなかでも、急性冠症候群(ACS)は最も重要な疾患です。特に急性心筋梗塞(acute myocardinal infarction、AMI)の場合には、できるだけ早期に血栓溶解療法、経皮的冠動脈形成術(PTCA)などの再灌流の処置を実施することが推奨されています。

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