『ICUナースが書いた 補助循環の管理がもっとできるようになる本』の試し読みできます!補助循環を行っている患者さんの全身状態をみるポイントを紹介します。
【第1回】IABP装着中の機器管理、ケア実践のポイント
〈目次〉
●受け持ち交替時には「電源」「ライン類の接続」を必ず確認
・IABPのコンセントは「非常用電源」に接続する…CHECK1
・IABPの「ライン類の接続状況」を確認する…CHECK2
・心電図ケーブルの「固定状況」を確認する…CHECK3
・IABPカテーテルの「刺入部・固定部の縫合」「挿入長」を確認する…CHECK4
【第2回】PCPS管理のポイント
〈目次〉
●[おさらい]PCPSの全体像
●「電源」「酸素・空気配管の接続」は必ず確認
・PCPS駆動時のチェックポイント
【第3回】補助循環管理における看護師の役割
〈目次〉
●補助循環管理を行う患者と家族には、どう接する?
●補助循環管理が必要な患者と家族は複雑な心境を抱えている
・特に注意が必要なのは「回復困難な状態に陥った場合」の対応
●「頭で理解できても、心では理解できない」状態だと理解する
・補助循環管理の合併症によって救命困難になる場合もある
・患者と家族は心理的危機状態にあることを理解してかかわる
・ICUでも「患者は全人的な存在」という前提をもってかかわる
・現状だけでなく「少し先の予後」までアセスメントする
【第4回】補助循環管理のアセスメントのポイント
〈目次〉
●患者にとって「何がプラス/マイナスなのか」は、補助循環の目的から判断する
・「循環管理に視点を置いたアセスメント」を行うのが大前提
・補助循環管理中の不穏・せん妄のケアも考える