4 治療

①保存療法

 神経症状をきたさない場合は、保存治療が優先されます。硬性コルセットやギプスを用いた固定と鎮痛薬使用により、痛みをコントロールしたうえでリハビリテーションを行います。

②手術療法

 十分な保存加療で症状の改善がみられない場合や、重篤な神経障害がみられた場合には、経皮的椎体形成術(balloon kyphoplasty:BKP)や後方椎体間固定術などの手術療法を考慮します。

経皮的椎体形成術(BKP)

後方椎体間固定術

「解剖」+「はたらき」とリンクする 整形外科の疾患と治療
石島旨章 監修
内藤聖人、吉田圭一 編集
B5・200ページ、定価:3,300円(税込)
照林社

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