看護師が知っておきたい、アピアランスケアの知識を解説。今回は眉の描き方をイラスト付きでわかりやすく紹介します。つけまつ毛を使う際の注意点もおさえておきましょう。
Q. 眉の描き方は?つけまつ毛をつける際に気をつけることは?
ひとこと回答
眉は、眉頭・眉尻・眉山の位置を決めて描きます。つけまつ毛をつける際は、低刺激の接着剤を使いましょう。
眉頭、眉尻、眉山の順に位置を決める
眉は、表情を大きく左右します。眉の脱毛が始まる前から描く練習を始めたり、自分の顔写真を撮ったりしておくとイメージしやすく、いつでも確認することができます。
眉を描くとき、まずは眉頭、次に眉尻、最後に眉山の位置を決めます(図1)1。3点が決まったら、①眉山から眉尻、②眉頭と眉山の中央あたりから眉山へ向けて、③眉頭から残りの順で短いタッチで眉を描き、仕上げにブラシでぼかすようにすると自然に仕上がります(図2)1。
図1 眉のプロポーション

①眉を上に動かしたときに上がる部分(しわがつく部分)から下に眉を描くイメージで、目頭の真上に眉頭を置く。
②眉尻は、小鼻と目尻を結んだ延長線上で、高さは眉頭と同じにする。
③眉頭と眉尻を結んだ2/3あたり(白目の終わりあたり)に眉山を置く。
(文献1を一部改変して引用)
この記事は会員限定記事です。