ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第41回は、覚醒の障害がある患者で脳幹に出血がないかを画像で見る際のポイントを紹介します。

 意識障害の患者での画像の着目ポイントは第39回を参照ください。

覚醒の障害がある患者で、脳幹に出血がないか見ている!

 「ABC」の異常につながる意識障害はどこからくるか。それは「覚醒」を司る領域である脳幹図1にダメージを受けたときになります。

図1 脳幹の位置(脳の矢状断イメージ)

脳幹の位置(脳の矢状断イメージ)

 この脳幹に直接出血が起きた場合(脳幹出血)、ごく少量であったとしても、あっというまに昏睡となり全身状態が悪化していきます。

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