前回(【第4回】予防:浮腫がとても強いとき①)の症例について、引き続き予防ケアを紹介します。

しわになりにくく“滑りのよい”素材の靴下などを履く

 浮腫によって菲薄した皮膚は、摩擦やずれで亀裂やスキン-テアを起こしやすい状況です。薄く弱い皮膚は、ベッド柵に軽くぶつけただけでも、損傷や内出血を起こすことがあります。

この記事は会員限定記事です。