2024/06/29 会員限定特集記事 がん治療・ケアの最新知識【第20回】AYA世代がん患者に対する支援(妊孕性支援、遺伝性腫瘍) #AYA世代#がん#妊孕性#遺伝性腫瘍 編集:向井幹夫地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 成人病ドック科 主任部長執筆:小川弘美 国立国際医療研究センター病院 精神看護専門看護師、公認心理師執筆:清水千佳子 国立国際医療研究センター病院 乳腺・腫瘍内科/がん総合治療センター AYA世代とは、思春期(adolescent)から若年成人期(young adult)の時期(おおよそ15歳~39歳)を指します。この時期は、心と体が大きく成長・発達します。また、「就学」「就労」「親からの自立」「結婚」「出産・育児」や「介護」など、さまざまなライフイベントにより、社会的にも大きな変化を遂げます。 この記事は会員限定記事です。 ログインして全文を読む 新規登録(無料)はこちら 関連タグ #AYA世代#がん#妊孕性#遺伝性腫瘍 この記事の関係者編集向井幹夫むかいみきお地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 成人病ドック科 主任部長 1984年愛媛大学医学部卒業。2010年大阪府立成人病センター循環器内科主任部長。2017年より大阪国際がんセンター腫瘍循環器科・成人病ドック科主任部長。本邦初の腫瘍循環器外来を立ち上げ、日本腫瘍循環器学会創設に携わる。日本腫瘍循環器学会理事。 関連記事一覧執筆小川弘美 おがわひろみ国立国際医療研究センター病院 精神看護専門看護師、公認心理師 1994年に看護師免許を取得後、一般診療科、精神科病棟での臨床経験を経て、2010年聖路加国際大学大学院上級実践コースを修了。現在は精神科リエゾンチーム、AYA支援チームメンバーとして、患者、家族、職員の心理的支援を行うリエゾンナースとして従事している。 関連記事一覧執筆清水千佳子しみずちかこ 国立国際医療研究センター病院 乳腺・腫瘍内科/がん総合治療センター 1996年東京医科歯科大学卒業。初期研修後、国立がん研究センター病院にて腫瘍内科の研鑽を積み、MDアンダーソンがんセンター短期留学を経て同病院の医員、医長として主に乳がんの診療や研究に従事。2017年10月より現職。若年乳がんの診療経験を契機に、AYA世代のがんの課題に取り組む。2022年3月よりAYAがんの医療と支援のあり方研究会理事長。 関連記事一覧