POINT

●尿道留置カテーテルの留置は尿路感染症をはじめ、出血などの合併症のリスクを高める。
● 本当に尿道留置カテーテルが必要か、現在留置を行っている場合はどのような理由で留置がされているのか、考えよう。

尿道留置カテーテルがどうしても必要な場面とは?

 尿道留置カテーテルは膀胱の尿を排出するための処置ですが、長期になるほど合併症が増えるため、できるだけ早期に外したい治療です。ですから、今から留置を行おうとする患者さん、現在留置が行われている患者さんには、本当に膀胱留置カテーテルが必要であるのか、どういう理由で留置がされているのかを考える必要があります。

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