POINT

●排尿アセスメントをとおして、どのようなケアが必要か考えて計画を立てる。
●患者さん自身による排尿のセルフケアを促して、排尿自立を支援する。

【第1回】腹部の手術前に浣腸が必要なのはなぜ?
【第2回】抗がん薬で便秘・下痢が起こりやすいのはなぜ?
【第13回】尿意に合わせたトイレ誘導の方法とは?排尿自立の進め方は?②
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 尿意は、膀胱に一定量の尿がたまった際に膀胱内圧が上昇し、脳幹の排尿中枢を刺激することで起こります。

 排尿は、排尿筋の収縮や尿道括約筋の弛緩が関与していますが、この過程に何らかの障害があると失禁につながります。そのため、排尿パターンを理解したうえでのトイレ誘導が必要となります。

排尿アセスメントでの情報収集のしかたは?

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