術後に多くの薬剤を投与するとき、中心静脈ラインと末梢静脈ラインのどちらを選ぶべきでしょうか。術後に同時投与される主な点滴薬と、ライン選択時の注意点を紹介します。
Q. 術後に多くの種類の薬剤を投与するとき、中心静脈ラインか末梢静脈ラインどちらを選べばよい?
ひとこと回答
血管刺激性の高い薬剤や浸透性が高い薬剤は中心静脈から、血管刺激性が少なく、投与後に投与ラインの交換が必要な脂肪製剤や血液製剤は末梢静脈から投与する。また、複数薬剤を投与する場合は、同じ薬効のものを同じラインから投与します。
大きな手術後など、全身管理を必要とする患者さんは、循環作動薬、鎮痛・鎮静薬、タンパク分解酵素阻害薬など多種類の薬剤が持続的に同時に投与されます。
表1に中心静脈ラインと末梢静脈ラインの選択時のポイントを示します。実際に投与ラインを選択するのは、おおむね看護師の役割になっています。
表1 術後に同時投与される主な点滴薬とライン選択時の注意

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