褥瘡・創傷ケアのコツを豊富な症例写真とともに解説。今回は骨突出が著明なときの予防ケアについて紹介します。

脆弱な皮膚の保護のため、摩擦・ずれの予防ケアを行う

 脆弱な皮膚を保護するために、摩擦力やずれ力を低減する取り組みが必要です。

保湿・撥水効果のあるクリームで保護

 皮膚の乾燥は摩擦力を高めます。そのため、保湿ケアで皮膚の弾力性を維持し、損傷を予防します。保湿剤は、角質層に浸透しやすく持続性があるものを選択します。

 仙骨部など失禁による湿潤環境にある部位は、皮膚が浸軟しやすく、外力による負担が増強しやすくなります。そのため、保湿と撥水効果のあるクリームを選択します(図1)。

図1 保湿・撥水効果のある皮膚保護クリームの例

リモイスⓇバリア
リモイスバリア(画像提供:アルケア株式会社)

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