【第32回】患者さんの生活支援を考えるきっかけとなった“帰宅への同行”を振り返りながら、別角度から、ナースの“思い”について分析します。

【第33回】患者さんの生活支援を考えるきっかけとなった“帰宅への同行”の事例をめぐるQ&A
【第35回】眠れない2歳6か月の患者さんに“睡眠薬を使うこと”の検討

事例についてのリフレクション

患者さんの“地域で生活すること”に興味を向ける重要性

 今回、山元さんは1人暮らしの認知症のAさんへの、アウトリーチ(訪問活動)による支援を行いました。高齢化の進展により、病棟や外来では日常的に認知症高齢者に対応するようになりました。

 「認知症で1人暮らし」と聞けば、「介護保険サービスは受けているのか?」「早くケアマネジャーと連携しなくちゃ」と思う読者の方も多いでしょう。

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