【第1回】緩和ケアの最新の考え方
【第8回】痛み・苦しみへの介入のポイント③苦痛への対応の流れ
【第10回】「非がん疾患」の終末期はここに注意
「緩和ケア」の関連記事はこちら
目の前の患者の受けているケアを自分自身が受けたいかを考える
患者の苦しみを真の意味で理解することは困難
私たち成人は、突然死で亡くなる場合を除いたほぼすべての慢性進行性疾患において、加齢に伴う大きな方向性として、多少のアップダウンを経ながらも身体機能は徐々に低下しつづけ、やがては食事や排泄などの生命維持にかかわる自律性をも失います。
こうした、人としての生命サイクルのなかで、誰もが経験する死に近い時期における苦しみ(人としての身体機能や所有物の喪失体験)をどう評価し、サポートすべきなのでしょうか?
この記事は会員限定記事です。