化学療法中の発熱性好中球減少症(FN)に注意①【血液がんの最新治療・ケア:第5回】
編集:多田雄真
大阪国際がんセンター 血液内科 医長
執筆:中田継一
大阪大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科
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【第6回】化学療法中の発熱性好中球減少症(FN)に注意②
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白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫といった血液がん(造血器悪性腫瘍)に対する基本的な治療方法は、抗がん剤を用いた化学療法が中心となります。
治療経過中に、もともとの疾患による影響や、抗がん剤による影響などが原因で感染症を併発することがしばしばあります。
ここでは、化学療法中の感染症において特に重要な疾患概念である発熱性好中球減少症(FN)を中心に取り上げます。 発熱性好中球減少症は早期に治療介入しなければ致死率が高くなるため、注意が必要なのです。
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この記事の関係者
編集
ただ ゆうま
多田雄真
大阪国際がんセンター 血液内科 医長
2011年大阪大学医学部医学科卒業、国立病院機構大阪医療センターで初期研修後、同臨床腫瘍科にて血液がん・固形がんに対する化学療法や放射線治療、緩和ケアを研修。2015年大阪府立成人病センター 血液・化学療法(現:大阪国際がんセンター血液内科)、2019年より診療主任。造血幹細胞移植領域の臨床・研究、多職種連携に注力している。
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なかた けいいち
中田継一
大阪大学大学院 医学系研究科 血液・腫瘍内科
2013年京都府立医科大学卒業。兵庫県立西宮病院初期研修医および専攻医、大阪国際がんセンター血液内科を経て2019年より現職。日本内科学会認定内科医専門医、日本血液学会認定血液専門医、日本造血・免疫細胞療法学会認定医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医。
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