日常的に行う末梢留置カテーテルの穿刺や管理について、それらを「なぜ行うのか」を解説していく連載。今回は感染を防ぐための、刺入部のドレッシング材の選び方について紹介します。

末梢留置カテーテル刺入部のドレッシング材の選択は?

 CDCのガイドラインでは、末梢留置カテーテルに関連する静脈炎や感染を防ぐために、「刺入部のドレッシングの材質は、滅菌ガーゼか半透明ないし透明で刺入部が観察しやすい滅菌ドレッシング材がよい」と記載されています1

 挿入されたカテーテルは、移動が少なくかつ清潔に保たれるよう滅菌されたポリウレタンフィルム等で固定することが望ましいと言えます。

 滅菌されたポリウレタンフィルムは、図1のような製品が販売されています。透明で刺入部が観察できます。 また付属品として、末梢静脈ルートを固定できるテープがついていたり、日付が記載できるような工夫がなされたりしています。

図1 末梢留置カテーテルの固定に適したポリウレタンフィルムの一例
3M™ テガダーム™ I.V. コンフォートフィルム ドレッシング 1681
3M™ テガダーム™ I.V. コンフォート フィルム ドレッシング 1681(画像提供:スリーエム ヘルスケア ジャパン合同会社)
IV3000 ドレッシング
IV3000 ドレッシング〈ポーテッド・タイプ〉(画像提供:スミス・アンド・ネフュー株式会社)

(第12回)

1.CDC:Guidelines for the prevention of intravascular catheter-related infection.
http://www.cdc.gov/hicpac/pdf/guidelines/bsi-guidelines-2011.pdf(2015.5.20アクセス)

※この記事は『エキスパートナース』2015年7月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。