11月9日(土)~10日(日)、第21回日本循環器看護学会学術集会が東京・日本赤十字看護大学 広尾キャンパスにて開催されました。
テーマは「循環器看護のダイバーシティからの創造~ひろがる、うまれる~」。近年浸透してきたダイバーシティ(=多様性)の概念を循環器看護に照らし、循環器看護が対象とする人々やケアの場、ケアの文脈・手段などの多様化から“新たな循環器看護”の創造が行われることを願って設定されました。
テーマに即した多様なプログラムが企画された
同学術集会では、近年の循環器病の動向や地域連携の促進など、循環器看護に直接かかわる演題はもちろん、緊急ACPや腫瘍循環器学に関する教育講演など、多様な専門領域・学術領域のプログラムが企画されました。各会場では、臨床への活用方法などの質問も積極的に行われ、活発な意見交換・交流の様子が見られました。
学術集会2日目の10日(日)には、日本循環器看護学会設立20周年を記念した市民公開講座も行われました。「日本循環器看護学会の社会貢献の展望」と題し、これからの時代に生きる循環器病患者・家族に対し、看護師個人や本学会がどのようにかかわり、またどのようにさまざまな個人・機関と協働していくべきか検討が行われました。
同学術集会の主要セッションは、2024年11月27日(水)~12月25日(水)にオンデマンド配信予定です。参加登録は2024年12月19日(木)まで受け付けています。
○大会概要
学会名:第21回日本循環器看護学会学術集会
テーマ:循環器看護のダイバーシティからの創造~ひろがる、うまれる~
会期:2024年11月9日(土)~10日(日)※オンデマンド配信あり
会場:日本赤十字看護大学 広尾キャンパス
学術集会長:三浦英恵(日本赤十字看護大学看護学部 成人看護学 教授)
○学会情報
一般社団法人 日本循環器看護学会
HP:https://www.jacn.jp/