状態により、適した管理は変わる

 吸引の適切な圧は、病態により変わります。ただし、どんな場面でも、多大な吸引圧は肺損傷縦隔動揺後出血などの合併症を起こす可能性があるため、適正な吸引圧の範囲を守る必要があります。
 以下に具体的にみてみましょう。

1)気胸・血胸

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