医師である西村先生が、がん患者となった2年半で「伝えたかったこと」が淡々と綴られているエッセイ。
看護師、医師、医療者、がんとむきあうすべての人たちへのメッセージ。医療者として、患者として、夫として父親として、そして社会活動家の一人として、さまざまな側面を持っておられた西村先生が、がん患者となった2年半で「伝えたかったこと」が淡々と綴られている。生前かかわりのあった多くの方々の言葉からは、先生の真っ直ぐでひたむきな生き方をうかがい知ることができる。
西村元一 著
照林社
四六判
定価:1,430円