脳梗塞を患った太田隆文監督が、自身の闘病体験を映画化した『もしも脳梗塞になったなら』。12月20日(土)より、全国で順次公開されます。

すべて本当の話!脳梗塞の悲劇を笑いと感動の作品に

 『向日葵の丘 1983年夏』『朝日のあたる家』などで知られる太田隆文監督が、「僕の闘病生活が誰かの役に立てば」との思いで作ったノンフィクション映画。暗くなりがちな闘病体験を、笑いと感動で描いています。

 主人公の大滝隆太郎は、「目標は日本のスピルバーグ!」である無名の映画監督。映画作りに没頭する毎日でしたが、ある日突然、脳梗塞を発症してしまいます。
 言葉がうまく出ず、両目とも半分失明。ところが、妹には「いつかこうなると思っていた」と言われ、友人には心配どころがギャグにされ、SNSに闘病状況をつづれば無神経なアドバイスや誹謗中傷ばかり。このまま孤独死するのかと追い込まれますが、思わぬ人たちから救いの手が……?

窪塚俊介さん場面カット
© シンクアンドウィル ⻘空映画舎

 太田監督が経験した検査や治療、手術、入院、リハビリの日々をリアルに再現。本人にとっては悲劇でも、周囲にとっては喜劇のようで、悪気はないのに病人の気持ちを踏みつける人たちがいることをコミカルに描きます。仕事漬けだった隆太郎が、やがて気づいた大切なこととは――。病気になったとき、そして病気の人と接するときに心に刻んでおきたいことを伝えてくれます。

 主人公の大滝隆太郎を演じるのは、太田監督が師事した大林宣彦監督の『花筐/HANAGATAMI』で主演を務めた窪塚俊介さん。隆太郎の妹役に藤井武美さん、母役に田中美里さん、隆太郎をインターネット上で応援する友人役に藤田朋子さん、佐野史郎さんが出演。

もしも脳梗塞になったならポスター
© シンクアンドウィル ⻘空映画舎

もしも脳梗塞になったなら
12月20日(土)より新宿K’s cinema 他にて全国順次公開

キャスト:窪塚俊介 藤井武美 
 藤⽥朋⼦ ⽥中美⾥ 佐野史郎 ほか
製作:鯛中淳
プロデューサー:太⽥隆⽂ 
ラインプロデューサー:⼩林良⼆ 
撮影監督:三本⽊久城
Bカメ:佐藤遊  録⾳:⻄⼭秀明 
助監督:植⽥中  制作担当:江尻健司  
⾐裳:藤⽥賢美 ヘアメイク:道地智代  
スチール:千葉朋昭  編集:三本⽊久城
提供:シンクアンドウィル  
制作:⻘空映画舎  
配給:渋⾕プロダクション
監督・脚本:太⽥隆⽂
2025/⽇本語/ステレオ/アメリカンビスタ/102min
© シンクアンドウィル ⻘空映画舎
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