測定の方法からアセスメントの根拠まで一気にアップデート!知っているようで意外と知らないバイタルサイン数値の“測定手技”や“判断の根拠”をわかりやすく紹介します。「深部体温測定時の注意点」「呼吸数を1分間実測するのはなぜ?」など、知りたいポイントが満載です。

【第1回】深部体温測定時の注意点

〈目次〉
①体温計の感温部を腋窩中央のくぼみに正確に当たるようにする
②上腕と体幹を密着させることで腋窩を閉ざした状態を維持する
③汗の気化熱に注意する
④外気温が低い環境で腋窩が解放された状態が長く続いた場合、密着時間をつくってから測定する
・高齢者、子供の体温測定時

【第2回】発熱時のクーリングの有効性

〈目次〉
・体温調節のしくみ
・クーリングが“有効”な対象患者
・クーリングによってかえって熱産生を招く場合がある

【第3回】解熱が必要性を判断するポイントは?

〈目次〉
・どの程度が“発熱”かは個人差が大きい
・“解熱が必要かどうか”は慎重に検討する必要がある
・“解熱したこと”を確認できるポイントは1~2日

【第4回】脈拍測定から血圧を推測するには?

〈目次〉
・脈は心機能や血流の異常を示すサイン。でも測定できないとき
・血圧計だけではない“脈の見かた”

【第5回】モニター心電図の心拍数と実測値の脈拍数、差異に注意!

〈目次〉
・心臓から拍出される血液が少なくなると、「モニター表示(心拍数)」と「実測値(脈拍数)」に差異が出る
・「患者自身の心拍数」と「脈拍数」に差異が出る例
・モニターの拾う情報により「心拍数」と「脈拍数」に差異が出る例

【第6回】呼吸数を1分間実測するのはなぜ?

〈目次〉
・徐呼吸では1分間の実測で呼吸数の把握を
・ただし、“呼吸数だけ”で必ずしも見抜けるわけではない

【第7回】呼吸数を1分間うまく実測するには?

〈目次〉
・患者さんが呼吸を意識することがないようにして測定
・鼻翼や胸郭・頸部の動きなど全体を観て呼吸数を測定する

【第8回】中枢の異常が呼吸数低下の原因に

〈目次〉
・呼吸数低下の原因に「中枢の異常」
・呼吸が保たれるメカニズム

【第9回】死戦期呼吸とは?『JRC蘇生ガイドライン2020』での対応

〈目次〉
・死線期呼吸は心停止後数分間に生じる
・呼吸の確認は10秒以内に

【第10回】血圧の下げすぎに注意!降圧管理目標の現在のエビデンス

〈目次〉
・高血圧患者の現状
・降圧目標の現状
・生活習慣の見直しを行うことの重要性は変わらない

【第11回】電子血圧計の測定値の注意点

〈目次〉
・水銀血圧計は動作確認が必要、では自動血圧計は?
・不整脈患者への自動血圧計の使用は要注意

【第12回】乳がん術後、シャント肢、麻痺の場合、血圧測定は反対側で?

〈目次〉
・内シャント側で測定すると閉塞する危険がある
・乳がん術後(リンパ郭清)の患側での測定はリンパ浮腫の危険性あり
・麻痺側の場合の対応
・下腿での測定が第1選択

【第13回】血圧調整の影響因子と変動の範囲

〈目次〉
・血圧調整のさまざまな影響因子
・いつもの収縮期血圧より10mmHg程度の変動は通常範囲内
・正確な方法で血圧測定を行うことが前提

【第14回】血圧の24時間モニタリング測定の必要性と注意点

〈目次〉
・24時間モニタリングの必要性
・24時間モニタリング時の観察・注意点
・カフ装着部位の皮膚の観察
・24時間モニタリングの再検討

【第15回】バイタルサイン測定の頻度の決め方

〈目次〉
・バイタルサインが不安定だと、経験的に観察を増やすことも多い
・バイタルサイン測定の頻度の参考として「NEWS」を見てみよう

【最終回】終末期のバイタルサイン変化

〈目次〉
・終末期のバイタルサイン変化に関するさまざまな研究
・「呼吸」と「意識レベル」が重要と考えられる