ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第24回は、整形外科領域の術部の異常を疑い、整復位やインプラントの経過を画像で見る際のポイントについてです。
術後管理での画像の着目ポイントは第19回を参照ください。
術部の異常を疑って「整復位やインプラントの経過」を見ている
患肢X線では、患肢の整復位が保たれているかを確認します(図1)。
また、術後体を動かし始め、転倒などのアクシデントがあった場合、インプラントの逸脱やインプラント周囲に新たな骨折を起こしていないかなどを確認します。
患肢CTは、三次元的な骨の形態変化や石灰化の描出に有用です。X線ではっきりしない骨折、骨腫瘍、脊椎疾患などに用います。CT情報を立体的に再構成した三次元CT(3DCT)像は、骨盤疾患や関節部の骨折の診断などに有用です。
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