がん治療・ケアの最新知識【第7回】新しい分子標的治療薬:PARP阻害薬
編集:向井幹夫
地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 成人病ドック科 主任部長
執筆:平出誠
星薬科大学 薬学教育研究センター 実務教育研究部門 講師
がんの増殖・転移を阻害する効果のある治療薬が数多く開発されています。これらを使用するにあたって生じる副作用について、発現頻度の多いものや重篤なものについては、症状や対応の要点を把握しておくことが重要です。
【その他の新しい分子標的治療薬】
血管新生阻害薬
エピジェネティックス修飾薬
PARP阻害薬
この記事は会員限定記事です。
この記事の関係者
編集
向井幹夫むかいみきお
地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター 成人病ドック科 主任部長
1984年愛媛大学医学部卒業。2010年大阪府立成人病センター循環器内科主任部長。2017年より大阪国際がんセンター腫瘍循環器科・成人病ドック科主任部長。本邦初の腫瘍循環器外来を立ち上げ、日本腫瘍循環器学会創設に携わる。日本腫瘍循環器学会理事。
関連記事一覧執筆
平出誠ひらいでまこと
星薬科大学 薬学教育研究センター 実務教育研究部門 講師
2011年から2020年までがん研究会有明病院薬剤部に勤務し、その後、星薬科大学に着任。2019年に「がん患者の深部静脈血栓症治療におけるEdoxabanシングルドラッグアプローチの有効性と安全性の検討」で第2回日本腫瘍循環器学会チーム医療賞最優秀賞を、2020年に「がん患者における静脈血栓塞栓症と抗凝固療法に関する研究」で第30回日本医療薬学会Postdoctoral Awardを受賞。
関連記事一覧