【第1回】不穏・興奮・せん妄などを呈する患者さん[前編]研究から明らかになったこと
【第15回】血液透析を行う慢性腎不全患者さん[前編]研究から明らかになったこと
患者さんの気持ちを知りたい、という姿勢で患者さんに向き合う
ケアのポイント
●患者さんの気持ちを断定せず、気持ちを知りたい、という姿勢で患者さんに向き合う
●患者さんの気持ちを聴いたときに感じる、看護師自身の気持ちを言葉にする
●気持ちを表現する的確な言葉が見つからないときは、身体に生じる感覚を言葉にしてみたり、たとえなどを用いてみる
透析患者さんの気持ちに寄り添えるよう、理解するための方策を見つけ出す
日本人は、他者に自分を理解してもらったと感じるとき、日常的には「私の気持ちをわかってもらえた」と表現します。
“気持ち”は日本人にとって、自分の中核を表現している言葉ですが、日常的な用語のために、学問用語として使われません。
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