「ナースのための美容講座」パサつく、うねる、細くなる…髪の復活術!ヘアケアのポイントを知れば、もっと自分を好きになって仕事も頑張れそう!手軽にできるテクニックを、ヘアメイク・菊池美香さんに教えてもらいます。

髪を美しく復活させるためのケア方法は?

 若いころよりも髪に元気がなくなってきた気がする……。そう感じている人へ。せっかくケアをしていても、効果的な方法を知らなければもったいない!シャンプーの仕方、乾かし方、ブラッシングの方法など、髪を“復活”させるコツを紹介します。

読者モデルYさん
衣装協力:ナガイレーベン株式会社
着用衣装:MPA-3917/MPレディーススクラブ ライトモーブ

【Point1】頭頂部までしっかりと洗う

 頭皮のたるみは、髪のうねりにつながります。シャンプーのとき、洗いやすい頭のサイド部分と比べておろそかになりがちなのが頭頂部。やさしくマッサージをするようにしっかりと洗うことで、血行がよくなり、顔のたるみのケアにもつながります。

シャンプーブラシを使うと、頭頂部を洗いやすい

【Point2】タオルドライでは摩擦を起こさないように

 タオルドライではゴシゴシと髪を拭くのはNG。摩擦によって髪が傷んでしまいます。タオルで髪を包み、やさしく握って水気をとりましょう。

【Point3】うねりが気になる顔まわりから乾かす

 ドライヤーをかけるときは、うねりが気になる前髪や生え際などの顔まわりからスタート。風はキューティクルに逆らわず、髪の根毛から毛先に向けて一定の方向に当てるようにします。

まとめ

●頭頂部をマッサージするようにきちんと洗う
●タオルドライの際は髪に摩擦を加えないよう注意
●ドライヤーはうねりが気になる顔まわりから

コラム:温活と循環

 菊池美香さんが仕事を通して感じたこと、メイクをする上で大切にしていることなどを、今回のテーマに合わせて紹介します。ヘアメイクの世界をのぞいてみて。

 私自身の話になりますが、ヘアメイクの仕事に20年携わってきて、興味はコスメからスキンケア、しまいには骨や細胞へと深く潜ってきました。
 美しさとは造形美以上に表情が大切であること、健やかな表情は健康な心からつくられること、そのように感じた結果、内も外もケアできてこそヘアメイク、と思い東洋医学を学び鍼灸の資格を取得しました。

 夜間クラスで3年間、ほとんどのクラスメイトが仕事との掛け持ち。なかには看護師さんもいて、特に当時30歳(クラス最年少)のクラスメイトが印象的でした。
 彼はドラッグストアで深夜のバイトをしながら、昼の特別授業に出て、そのまま通常授業を夜10時まで、その後再びドラッグストアへ出勤、という多忙な日々を送っており、1年生の途中から側頭部の白髪に悩んでいました。

 2年生になって始まった実習で顔や頭に鍼を刺す授業が増えると、明らかに白髪が減っていき、そのまま白髪がほぼ出ない状態を維持して卒業。ところが卒業後、半年ぶりに会ったらなんとまた白髪が復活していました。

 楽しくも地獄のような過酷な学生生活はストレスフルにもかかわらず、連日の鍼の実習でギリギリ健康を保っていたのかもしれません。実習では、肌触りのよいタオルや温暖器具を持ち込み、患者役の生徒が快適に過ごせるような休憩状況をつくっていました。

 過酷な状況でも、暖をとって体の巡りを促す。こうした経験をもとに、荒治療ではありますが、頑張りすぎないといけないときや踏ん張らなければいけないとき、足首にはカイロを貼り、水をたくさん飲むということをお勧めしています。

※この記事はエキスパートナース2025年定期購読特典の記事を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。