ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第23回は、腸閉塞を疑い、術後管理で画像検査を行う場合についてです。

 術後管理での画像の着目ポイントは第19回を参照ください。

腸閉塞を疑って「ニボー像などのサイン」がないかを見ている

 腸閉塞は、全科において入院患者さんに起こりうる一般的な疾患です。術後においては、麻酔の影響で起こりやすくります。

 X線画像による診断は、小腸にガス像があること(ニボー〈niveau〉像)大腸にガス像がないことの両方を確認します(図1)。

図1 腸閉塞の例(腹部X線)

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