血ガス分析は静脈血で行ってもよい?PaCO2や酸塩基平衡、電解質などの評価を取り上げ、看護師が知っておきたいポイントを解説します。
Q. 血ガスは静脈血で採ってもいいの?
ひとこと回答
PaCO2や酸塩基平衡、電解質などの評価は、静脈血でもほぼ変わりません。
血液ガス分析でみる主な項目について解説します。
血液ガス分析で得られる検査項目
●動脈血酸素分圧(PaO2):酸素化を表す
●動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2):換気能を表す
●動脈血酸素飽和度(SaO2)
●カルボキシヘモグロビン(COHb)
正確な呼吸機能を評価したいのであれば、動脈血により血液ガス分析を行わなければ評価できません。
しかし、換気能を表す動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)に関していえば、拡散能が高いため、じつは静脈血であっても動脈血とほぼ変わらない測定値となります。さらに酸素化能を評価するパルスオキシメータと組み合わせれば、酸素化能と換気能がともに評価でき、呼吸機能の把握が可能です。
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