【第1回】緩和ケアの最新の考え方
【第16回】心不全の終末期③ケアで行いたいこと
【第18回】肝不全の終末期②症状・病態の変化
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 肝不全は、肝機能が大きく低下した状態であり、肝炎や肝硬変、肝傷害など、さまざまな肝疾患により生じます。

 なかでも、肝硬変は代償期(腹水、静脈瘤出血、肝性脳症などの合併症の出現していない状態)と非代償期(合併症が出現した状態)に大別されます。

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