肝不全の終末期には、どのようなサインが現れるのでしょうか。Child-Pughスコア、MELDスコアといった評価スコアや、肝硬変の合併症と予後などを紹介しながら解説します。

「Child-Pughスコア」「MELDスコア」が予後の指標に

 肝不全は、肝機能が大きく低下した状態であり、肝炎や肝硬変、肝傷害など、さまざまな肝疾患により生じます。

 なかでも、肝硬変は代償期(腹水、静脈瘤出血、肝性脳症などの合併症の出現していない状態)と非代償期(合併症が出現した状態)に大別されます。

 Child-Pugh(チャイルドピュー)スコア表11は代償期肝硬変・非代償期肝硬変いずれの予後予測にも優れ、MELD(model for end-stage liver disease)スコア図12は非代償期肝硬変の予後予測に優れています。

表1 Child -Pugh スコア

表1 Child -Pugh スコア
代償期肝硬変・非代償期肝硬変の予後予測のいずれにも使用可能(文献1より引用)

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