状態が悪化し入院したがん以外の疾患の終末期の予後はどのように進行するのでしょうか?看護師はどのように介入できるのでしょうか。知っておきたい終末期の状態や、緩和医療の適切な進め方について詳しく紹介する全21回の連載です。
【第1回】非がん患者への緩和ケアの最新の考え方
〈目次〉
●緩和ケアとは?基本的な考え方
●緩和ケアの最新の考え方
●WHO による緩和ケアの定義(2002年)
●緩和ケアが果たす役割
●日本の緩和ケアの現状と課題
●世界の動向と理念
・鴨川宣言2018
【第2回】緩和ケアの担い手は?
〈目次〉
●緩和ケアの担い手は?
●緩和ケアにおける看護師の役割
●地域の緩和ケア医療における看護師の役割
【第3回】緩和ケアマインドとは?
〈目次〉
●緩和ケアの知識がない場合はどうする?
●緩和ケアマインドとは?
●「ケア」と「緩和ケア」の違いは?
【第4回】臓器不全や認知症・フレイルの予後は?
【第5回】予後予測ツールやサプライズクエスチョンの活用方法
〈目次〉
●予後の予測をするには?
●予後予測ツール「SPICT-JP™」とは?
●サプライズクエスチョンとは?
●予後予測の際の注意点
【第6回】全人的苦痛(トータルペイン)の評価方法
〈目次〉
●全人的苦痛(トータルペイン)とは?
●全人的苦痛(トータルペイン)の評価方法
●多職種による緩和ケアチームのサポート
【第7回】苦痛の包括的アセスメントと評価ツール
〈目次〉
●全人的苦痛の包括的アセスメントと評価項目
●臓器不全における苦痛症状
●苦痛の包括的評価ツール
【第8回】痛みのスクリーニングフローと緩和ケアの倫理規範
〈目次〉
●痛み(苦痛)のスクリーニングフローの活用(亀田総合病院の例)
●緩和ケアの倫理規範
●緩和ケアアプローチを実践する際の基準
【第9回】慢性閉塞性肺疾患(COPD)の終末期のサイン
【第10回】慢性閉塞性肺疾患(COPD)の終末期ケア
〈目次〉
●COPDと特発性肺線維症の終末期における病状・病態の変化
・修正 Borg スケール
・Respiratory Distress Observational Scale(RDOS)
・COPDで終末期にみられる変化
・発性肺線維症で終末期にみられる変化
●呼吸困難に対する看護的介入
【第11回】心不全の緩和ケア
〈目次〉
●心不全のステージ分類
●心不全の予後予測
・心不全増悪による再入院の予測因子
●心不全の終末期にみられる症状
●心不全患者への意思決定支援
●心不全の治療とケア
【第12回】肝不全の終末期ケア
〈目次〉
●肝不全の予後予測
・Child -Pugh スコア
・MELD スコア計算式
●肝硬変の合併症と予後
●肝不全の非代償期にみられる症状
●注意したい肝不全の症状・病態
①疼痛:鎮痛薬を使用
②浮腫・腹水:利尿薬の使用、腹腔穿刺(利尿薬に反応しない腹水の場合)
③肝性脳症:糖類下剤(ラクツロース)の投与
④皮膚掻痒:保湿、清潔、鎮痒薬の使用
【第13回】脳卒中の終末期に現れるサイン
【第14回】脳卒中の終末期ケア
〈目次〉
●脳卒中の終末期の症状
●脳卒中の終末期における苦痛への対応
・薬剤の見直し
●脳卒中の終末期におけるリハビリテーション
【第15回】認知症の終末期に現れるサイン
〈目次〉
●アルツハイマー型認知症のステージ分類(FAST)
●認知症の終末期の基準
【第16回】認知症の終末期ケア
〈目次〉
●認知症の終末期における症状・病態の変化
●認知症の終末期における苦痛の評価
●認知症の予後予測ツール
●認知症の終末期ケア
【第17回】ALSの終末期に現れるサイン
〈目次〉
●神経難病の代表疾患は?
●ALSの疾患軌道の変化
・補助換気(NPPV、TPPV)によるALSの疾患軌道の変化
【第18回】ALSの終末期ケア
〈目次〉
●ALSで現れる症状
●ALSの予後予測
●ALSへの緩和的治療とケア
・ALSによるコミュニケーション障害への対応
・ALSによる呼吸困難への対応
①自然経過または NPPV 実施の場合:CO2ナルコーシスに注意
・モルヒネの導入基準
②TPPV 実施の場合:血圧変動などの身体面に加え、アドバンス・ケア・プランニングが重要
【第19回】看護計画における緩和ケアの重要性
〈目次〉
●緩和ケアの定義
●緩和ケアを見直す際のポイント
●非がん疾患の予後予測の際のポイント
【第20回】インフォームド・コンセントにおける看護師の役割
〈目次〉
●インフォームド・コンセントにおける看護師の役割
●インフォームド・コンセントのプロセス
●インフォームド・コンセントの方法
①医療者との合意形成のしかた
②患者さんや家族との合意形成のしかた
【最終回】緩和ケアを意識した看護計画の実践
〈目次〉
●患者の日々の暮らしを意識した看護計画を立てる
・患者の「生活」を意識した看護計画の例

