【第1回】緩和ケアの最新の考え方
【第28回】神経難病の終末期③ケアで行いたいこと
【第30回】緩和ケアを意識した「看護計画」でナースが配慮したいこと②
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 緩和ケアとは、「生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者さんと家族に対し、痛みや身体的、心理社会的、スピリチュアルな問題を早期から正確にアセスメントし解決することにより、苦痛の予防と軽減を図り、生活の質(QOL)を向上させるためのアプローチ」1 です。

 看護師は、「疾患」だけに注目するのではなく、患者さんを取り巻く環境すべてに目を向けて、「病気をもちながらも生活している人」としてかかわることが大切です。 ここでは、終末期のケアに際して、看護師がどのように考え、患者さん、家族、医療者との合意形成や、看護計画を進めていくかについて、解説します。

“引き算のケア”のために「思考のシフトチェンジ」を行う

ケアを見直して、余分なケアを取り除く

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