輸血の指示が出たとき、注意したいポイントをQ&Aでわかりやすく解説。今回は、細菌感染症、輸血関連急性肺障害(TRIL)、輸血関連循環過負荷 (TACO)など、輸血後に起こる副作用について、注意したい症状を紹介します。
Q. 輸血後に生じる副作用、どんな症状に注意する?
Answer
●「即時型溶血性副作用」は輸血開始後、数分で起こる。血管痛、発熱、悪心、胸痛、腹痛などに注意
●発熱の症状は「溶血性副作用」「非溶血性副作用」や細菌感染症の可能性も
輸血の副作用は「溶血性」と「非溶血性」に分類
輸血の副作用は発症時期により、「即時型(急性型)」と「遅発型」に分けられます。また、免疫学的な機序で赤血球が破壊されることによって起こる「溶血性副作用」と、抗体やサイトカインなどの因子により生じる「非溶血性副作用」に分けられます(表1)1。
表1 輸血副反応の症状・診断項目表
この記事は会員限定記事です。