【第9回】未破裂脳動脈瘤により血管内手術を受けた患者さん[前編]研究から明らかになったこと
患者さんのもつ“不確かさ”を受け止めて、振り返りを促す
ケアのポイント
●予防的治療は今後発症しないための治療であるという特殊性から、患者さんの心情や体験を十分に理解した看護支援を行う
●患者さんがもつ“不確かさ”を減らしていくようにかかわる
●疾患の正しい理解を促し、自身に合った予防行動を経て、振り返りができるようにする
研究結果から、未破裂脳動脈瘤患者さんは継続的に“不確かさ”を抱えていることが明らかになりました。そのような患者さんを支えるために、「未破裂脳動脈瘤により血管内手術を選択した患者を支える看護指針」1(下記参照)を作成しました。
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