【第1回】アセスメントスケールは何をどう使うと効果的?
【第11回】舌ブラシの選択と使い方のポイント
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細かいところまで磨けるヘッドの小さいものを選ぶ
歯ブラシは対象者の年齢や口腔内の状況によって選択しますが、ヘッドの小さいものが細かいところまで磨くことができるため使用しやすく効果的です。近年では、介助用の歯ブラシとして、ヘッド部分を小さくし、ネック部分を長くするなど介助しやすいように工夫されたものも商品化されています。
毛の軟らかさは、特に出血傾向や口腔乾燥などのある患者では軟毛を選択します。
毛の材質は、動物の毛よりもナイロン毛の方が衛生的に管理できます。動物の毛はナイロン毛に比べて乾きにくく細菌が繁殖しやすいためです。
PBT毛材(ポリブチレンテレフタレート)を使用したものも商品化されており(タフト24、図1)、水捌けがよく毛にコシがあるため、 長持ちするという特徴があります。
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