パーキンソン病の患者さん[前編]研究から明らかになったこと【看護研究からわかる患者さんのこころの中:第19回】
執筆:大原千園
関西医科大学 慢性疾患看護学領域 研究員
イラスト:シュクヤフミコ
患者さんの体験・心理についての「研究」を原著者に紹介してもらい、臨床で活用したいこころのケアを探ります。
【第1回】不穏・興奮・せん妄などを呈する患者さん[前編]研究から明らかになったこと
【第18回】回復過程における重症外傷患者さん[後編]研究結果からみる実施したいケア
パーキンソン病患者さんは、自身の身体をどう捉えている?
パーキンソン病患者さんは、進行性の症状と何十年も向き合う必要がある
パーキンソン病は、「振戦(しんせん)」「筋強剛(きんきょうごう)」「無動」「姿勢反射障害」を主症状とする錐体外路系の代表的疾患です。治療方法としては、レボドパ製剤をはじめとした薬物治療や外科治療があります。
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執筆
大原千園おおはらちその
関西医科大学 慢性疾患看護学領域 研究員
日本赤十字北海道看護大学を卒業後、千葉大学医学部附属病院に勤務。2008年千葉大学大学院看護学研究科看護学専攻博士前期課程を修了後、千葉大学医学部附属病院、国際医療福祉大学小田原保健医療学部助教、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻助教、関西医科大学看護学部・看護学研究科講師を経て現職。
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