紫外線予防に使う日焼け止めはどんなものがよい?【ナースが進めるアピアランスケア:第14回】
編集:大路貴子
神戸市立医療センター 西市民病院 看護部 副看護部長、がん化学療法看護認定看護師
執筆:平安奈美子
川西市立総合医療センター 化学療法室、がん化学療法看護認定看護師
【第1回】ケアを行う際の心構え
【第13回】ざ癒様皮疹があるが、洗顔は普通に行ってよい?気をつけることは?
【第15回】男性患者のアピアランスケアで配慮したいことは?
「アピアランスケア」の関連記事はこちら
Q. 紫外線予防に使う日焼け止めは、どんなものがよいですか?
ひとこと回答
肌への刺激やシーンに合わせた機能・SPF・PAなど、製品それぞれの特徴を知ったうえで使い分けましょう。
がん治療中、薬剤の特性によっては紫外線を浴びることで色素沈着が引き起こされたり、シミが増えたり、まれに副作用として光線過敏症が起こることもあります。ざ瘡様皮疹は、紫外線曝露によって症状の悪化を招くことがあります。
抗がん剤治療中の患者さんに対して勧められる紫外線防御方法は、主に4つあります(下記参照)1 。推奨される内容への理解を深めましょう。
この記事は会員限定記事です。
この記事の関係者
編集
大路貴子おおじ たかこ
神戸市立医療センター 西市民病院 看護部 副看護部長、がん化学療法看護認定看護師
1994年神戸市立中央市民病院就職。2003年がん化学療法看護認定看護師認定。2007年神戸市立医療センター西市民病院へ転勤。現在は看護部管理室と共に院内の化学療法看護のリソース、がん患者相談窓口、緩和ケアチームなどで活動している。
関連記事一覧執筆
平安奈美子ひらやす なみこ
川西市立総合医療センター 化学療法室、がん化学療法看護認定看護師
1991年国立大阪病院附属看護助産学校看護婦科(現:独立行政法人国立病院機構大阪医療センター附属看護学校)卒業。1993年大阪大学医学部附属病院、腫瘍外科・内科共通病棟に勤務。1997年市立川西病院に転職し外科病棟を経てがん患者への訪問看護部門で勤務。2007年がん化学療法看護認定看護師認定以降、化学療法室勤務。2011年より市立伊丹病院にて化学療法室勤務。2017年大阪重粒子線センターを歴任し、2018年医療法人協和会協立病院外来化学療法室勤務。
関連記事一覧