【第5回】胸腔ドレーンのしくみ➂吸引圧制御室の管理
【第13回】呼吸性移動はどう観察する?
【第21回】「トロッカーカテーテルが刺入部から抜けてしまった」場合の対応は?
【最終回】低圧持続吸引器のリークアラームが鳴っている。どう対応する?
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Q. 胸腔(内)での閉塞はどうやって見抜く?疑った場合はどうする?

ひとこと回答
 ドレーンの屈曲や閉塞、もしくは胸腔内での閉塞が疑われる

 呼吸性の変動が突然見られなくなった、排液の流出量が突然減少するなどの現象が見られたという場合、ドレーンの屈曲や閉塞、もしくは胸腔内での閉塞が疑われます。どのように原因を判断するとよいのでしょうか。

①ドレーンの“体外での”屈曲・閉塞を否定する

 ドレーンが屈曲や閉塞(第10回参照)していないか確認し、もし原因がそこに見られれば、解消しましょう。

②胸腔内での閉塞を疑う

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