せん妄のメカニズムを知れば、効果的な対応・ケアが見えてきます!今回はせん妄における注意力障害について解説。注意力障害で生じることや、ケアのしかたを紹介します。
せん妄の注意力障害とは
注意する能力は以下に分けられ、せん妄ではこのそれぞれが障害されます。
- 注意や集中の持続(保つ)
- 注意を向ける対象を選択(適切に選ぶ)
- 別のものに注意を転換(切り替える)
- 注意を分配(複数のものに対し、必要度に合わせて集中する)
注意力障害が生じると、説明をすぐに忘れたり、物につまづいたり、ライン類を忘れて動いたりするなどにより、インシデント・アクシデントが起こりやすくなります。すぐに気をとられたり、何かに固執することもあります。
せん妄の注意力障害に対するケア
これらの注意力障害に対しては、短く繰り返し説明する、物や刺激を減らし、注意がそれないようにします。固執が強く切り替えが難しい場合は、テレビをつける、飲み物を提供するなど、いったん別のものに誘導することも補助になります。
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