2024/02/03 会員限定特集記事 PICSにさせない看護のコツ【第2回】PICSの症状は? #ICU#PICS#PICS-F 編集・執筆:井上茂亮和歌山県立医科大学 医学部 救急・集中治療医学講座 教授、和歌山県立医科大学附属病院 高度救命救急センター センター長 PICSには代表的な3つの症状があります。それぞれについて説明しましょう。 ①運動機能障害 救急集中治療医学の進歩により、重症患者の死亡率は低下しましたが、ICU生存患者のなかには、重篤な運動機能障害が長期間残存していることが明らかになってきました。これは、PICSの運動機能障害に分類され、肺機能障害、神経筋障害、全般的身体機能障害が含まれます。 この記事は会員限定記事です。 ログインして全文を読む 新規登録(無料)はこちら 関連タグ #ICU#PICS#PICS-F この記事の関係者編集・執筆井上茂亮いのうえしげあき和歌山県立医科大学 医学部 救急・集中治療医学講座 教授、和歌山県立医科大学附属病院 高度救命救急センター センター長 2000年3月香川医科大学医学部医学科(現:香川大学医学部医学科)卒業。2000年4月から京都大学医学部附属病院整形外科研修医、2008年4月から米国セントルイス ワシントン大学医学部麻酔科博士後研究者。2014年5月米国ヴァンダービルト大学医学部臨床研究マスターコース(MSCI)修了。2015年4月から東海大学医学部付属八王子病院救急センター長、外科学系救命救急医学専任准教授を経て、2018年7月神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野 先進救命救急医学部門 特命教授、神戸大学医学部附属病院 救急部 外来医長。 関連記事一覧