さまざまな人と接する機会の多いナースが、円滑な関係構築のためにできる“ちょっとした言葉選びの工夫”を紹介します。

患者さん自身も、何を最も話したいのか気づいていない

 「それでね、息子がね」「私はこうみえて、昔はモデルをやっていたのよ」など、お話が次々に移り変わったり、堂々めぐりだったり、なかなか話の切れない患者さんがいらっしゃいます。
 ナースのための言い換え事典【第5回】でお話ししたように、不安が強い場合や自分を認めてほしい欲求がある場合話を聴いてもらって気持ちを整理したい場合など、さまざまな背景が考えられます。

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