ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第5回は、自然気胸などの治療のために留置したドレーンを画像で見るポイントについてです。

 自然気胸・画像での着目ポイントについては第2回の記事参照。

胸部X線画像で胸腔ドレーン尖端の向きを見る

 自然気胸などの治療のために留置したドレーンの確認にも画像検査が必要です。

 ドレーン留置は、主にトロッカー、アスピレーションキットを用います。前胸部鎖骨中線の第2肋間や、側胸部第4~6肋間から挿入します。アスピレーションキットは細いため、気をつけないと、モニターの線と見誤ってしまいます。

 ドレーンを確認するときは、ドレーン尖端がどの方向を向いているか、脱気ができるかどうかが問題となります。立位や座位をとる人であれば、できるだけ肺尖部に向けた留置が必要です(図1)。ドレーン尖端が葉間や下方に向いていると、十分な脱気ができません

図1 胸腔ドレーン尖端の向きの確認(立位または座位の場合)

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