臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。今回は、人工呼吸器管理中の胸水について、胸部X線画像を見るポイントを紹介します。
人工呼吸管理中での画像の着目ポイントは第7回の記事を参照してください。
胸水を疑って胸部X線画像を見るポイント
胸水が貯留する場合、立位・座位において肋骨横隔膜角の鈍化がみられます(図1-①)。半座位・仰臥位では胸水は胸腔背側に層状にたまるため肺野全体の透過性低下がみられます(図1-②)。
身体所見では病側の呼吸音減弱、打診で濁音が認められます。しかし実際にはエコーのほうがはるかに有用で、身体所見や胸部X線検査の有用性は限定的です。
図1 左胸水を生じた症例の胸部X線画像

(第14回)
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※この記事は『エキスパートナース』2019年4月号特集を再構成したものです。当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載および複製等の行為を禁じます。


