日常的に行う末梢留置カテーテルの穿刺や管理について、それらを「なぜ行うのか」を解説。確実な実施のため、根拠とコツをもう1 度おさえましょう!
【第1回】高齢、浮腫や肥満がある患者では「皮膚の伸展」などを行ってから穿刺に移行する
【第11回】感染管理:末梢留置カテーテルは、96時間以上留置できる
【第13回】感染管理:穿刺部位の消毒には、消毒用エタノールや70%イソプロパノールを用いる
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刺入部が観察しやすいドレッシング材を用い、滅菌されたポリウレタンフィルムで固定
CDCのガイドラインでは、末梢留置カテーテルに関連する静脈炎や感染を防ぐために、「刺入部のドレッシングの材質は、滅菌ガーゼか半透明ないし透明で刺入部が観察しやすい滅菌ドレッシング材がよい」と記載されています1。
挿入されたカテーテルは、移動が少なくかつ清潔に保たれるよう滅菌されたポリウレタンフィルム等で固定することが望ましいと言えます。
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