ワケがあって医師がオーダーしている画像検査。臨床場面でナースがとりたい画像からの情報をわかりやすく示します。第27回は、開頭・穿頭術後の経過不良を疑い、画像で血腫や浮腫がないかを見る際のポイントについてです。
術後管理での画像の着目ポイントは第19回を参照ください。
術後の経過不良を疑って 血腫や浮腫がないか見ている
開頭・穿頭術では、術直後、翌日、3日目、5日目……と頻回に頭部CTを撮影します(図1)。血腫の増大・縮小・脳浮腫、再出血の有無、正中の偏位などをフォローアップするためです。
ドレーンの流出のよし悪し・量に加えて、四肢の麻痺、覚醒の度合い(GCS)、瞳孔の散大がないかの観察が大切です。静脈麻酔や鎮痛薬投与下では縮瞳しているはずです。
図1 頭部CTの例
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