この記事は『エキスパートナース』2014年9月号特集を再構成したものです。
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 口腔内の乾燥(図1-①)は、口腔ケアにかかる時間を延長させるばかりでなく、唾液の自浄作用が低下し、汚染の増悪や二次感染、粘膜の損傷などにつながります。口腔ケアをしっかりと行っているのに、次に訪床した時に口腔内が乾燥している場合は、手技や回数の見直しも必要ですが、まず乾燥の原因について考えてみることが必要です。

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